最近、アニメに映画と話題ですが、原作の漫画が連載されていたのは24年前です。
連載当時から大好きで読んでいたけど、改めてアニメを観ても全然古臭さを感じない名作です。
それは、なぜか?
モーツァルトの音楽やシェークスピアの演劇が今だに人の心に響くのと同じこと。
作者の伝えたいことが、ブレることなく読者に伝わっているから。
良い作品ほど、無駄なくとてもシンプルに作られていて、伝えたいテーマが一つに絞られています。
寄生獣に話を戻します。
寄生獣のストーリーは、宇宙から舞い降りてきた生物が人間の脳を奪い、人間を食い尽くす生物になってしまうというものです。
残酷なシーンが多い漫画ですが、作者のテーマは、自然破壊への危惧、人間賛歌ではないかと思います。
自然破壊を訴えながらも、それを引き起こしている人間への期待も込められた作品です。
一見、矛盾するテーマではありますが、世の中の善悪の基準は、所詮国が決めたことにすぎないのだと思いました。
人を殺したたら殺人罪ですが、戦争で人を殺したら罪にならない時代もあったのです。
寄生獣、深い作品です。
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